特定保健指導について
特定健診(問診+基本的な検査)でメタボリックシンドロームと判定された方や、そこまでいかなくても、心筋梗塞・脳梗塞等のリスクを持つ方は、リスク数に応じて、保健指導を受けて頂きます。
保健指導のメニューは、健保組合と事業所等が協力し合いながら提供致します。
階層化と保健指導
保健指導の対象者
特定健診(問診+基本的な検査)でメタボリックシンドロームと判定された方や、そこまでいかなくても、心筋梗塞・脳梗塞等のリスクを持つ方は、リスクを分類(階層化)し、そのリスクに応じた「保健指導」を受けて頂きます。保有リスクに応じた保健指導に関しては、法律で、項目毎に「実施要領」が定められており、それに沿って進める必要があります。
保健指導の種類
健康診断の結果、メタボリックシンドロームを基準に、保有リスクが少ない方は「動機付け支援」、保有リスクが多い方に対しては、「積極的支援」という健康改善に向けた保健指導プログラムに参加して頂きます。
尚、糖尿病、高血圧症、又は脂質異常症により、服薬中の方は指導対象から除きます。
動機付け支援プログラム
特定健康診査の診断結果により、動機付け支援(保有リスクが少ない方)に該当する方には、次の支援プログラムを受けていただきます。
対象者 | 生活習慣の改善が必要で、意思決定の支援が必要な方 |
支援頻度・期間 | 原則1回 |
支援内容 | 面接による支援、3~6ヵ月後の評価 |
積極的支援プログラム
特定健康診査の診断結果により、積極的支援(保有リスクが多い方)に該当する方には、次の支援プログラムを受けていただきます。
対象者 | 生活習慣の改善が必要で、継続的で、きめ細やかな支援が必要な方 |
支援頻度・期間 | 3ヵ月以上継続的に支援する |
支援内容 | 面接による支援、3ヵ月以上の継続的な支援、終了後に評価 |
保健指導の進め方
被保険者に対するメタボリックシンドロームを改善するための動機付け支援プログラム、積極的支援プログラムについては、健保組合と事業所が協力しながら、実施方法を事業所ごとに設定していきます。
又、被扶養者に対しては、特定健診の結果をとりまとめ、特定保健指導対象者に該当する方には、後ほど特定健康指導プログラムの参加案内を健保組合より送付致します。